二匹のヨークシャーテリアは散歩から帰ると毎日必ずシャンプーをします。本当なら外を歩いたから足だけ拭き、ブラッシングをすれば良いのですが、やらざる負えない理由があります。それは私がアレルギー体質で敏感肌なのに必ず2匹とも私のベットで寝るからです。

最初はケージに入れていたのですが、ある日時間を間違えて入れ忘れたら、ちゃっかり私のベットの上で寝ていました。そこからケージ戻そうとしたのですがいつものガルル〜という威嚇でそれ以来一緒に寝ています。二匹は親子で、母親は私の顔の横、娘は私の顔の上です。これはシャンプーをしないわけにはいかず毎日、私の肌に合うオーガニックのシャンプーで洗っています。そして真冬以外はサマーカットです。何しろ顔の上で寝られてしまうのでヨーキーの毛が口の中に入るからです。

流石に顔だけはヨーキーだと分かるようにトリマーさんにお願いしていますが、後は服を着せてしまいます。ブラッシングをする手間は省けましたが、シャンプー代とトリマー代で餌を減らしてやろうかと思うほどお金が飛んでいきます。最近は私も身体のカットは出来るようになったのですが、顔はヨーキーではなく普通の犬になってしまうので泣く泣くトリマーさんに駆け込みます。

親の方が私と同じアレルギー性皮膚炎なのでとても掻いていますが、病院でもらった薬を塗っています。ベタベタのまま顔の横で寝るのですが、可愛いので許しています。顔の上に乗る娘の方は耳垂れがひどく、耳を掻いた足が私の顔にバシバシ当たるのですが、こちらは薬を塗らせてくれません。容器を見るとガルル〜と威嚇。それでも愛情だ〜と言って無理やり耳の中に注入するのですが、すぐに耳を振って掻いてしまい全部水の泡となります。

どうして親子でこんなに違うのだろうと思った時に、私も母と違うなと一人で笑ってしまいます。歯磨きはもってのほかで噛みつかれます。爪切りは、格闘しますが私の顔が大切なので絶対に切ります。夜になると、犬に囲まれいつの間にか眠っています。幸せだな〜と思います。